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花粉によって加速する⁉“目元の老化”に要注意

こんにちは、しわたるみ改善専門エステサロンMISUMI浜田山の小林です(^^)
 
前回、花粉の時期の肌荒れ対策方法の記事を書かせていただきましたが、とうとう本格的にシーズンが到来してきましたね…
 
今年は1月下旬から症状が現れている方もいらっしゃいますが、花粉症患者は年々増え続けている傾向にあり、なんと3人に1人は花粉症の症状に悩まされているのだとか。
 
私も重度の花粉症なのですが、毎年この時期は鼻セ○ブを小脇に抱え、マスク・眼鏡や花粉ブロックのスプレーなど、あらゆる対策方法を試みてはいますが、中々辛いです。
 
特に目元が痒くてついつい掻いてしまい、炎症を起こしてしまったり、目元が乾燥してしまったり…。皆様もそんなご経験のある方、いらっしゃるのではないでしょうか。
 
しかし…痒さのあまり“ゴシゴシぐりぐり”やってしまうと、お顔の中でも一番改善しにくい【目元のたるみ】を加速させてしまうのをご存知ですか?
 
今回は、そんな花粉の季節に深刻化する目元の乾燥と、花粉症から誘発される「しわたるみ」を今から対処していくための方法をお伝えしていきます(^^)
 

この記事は5分程度で読めます

 
 

1. そもそも何故敏感になる?目元への影響とは

 
個人差はありますが、花粉症の中で多く見られる症状が「目周りのかゆみ」。
 
自覚症状の中でも上位にランクインするほどお悩みの方が多いのです。
 
実は、目には自分の身体を守ろうとする免疫細胞が多く、血管も沢山集まっているため防御反応として花粉症の症状が出やすい部位と言われています。
 
外気に舞う花粉の中に直接さらされてしまうことでアレルギー反応が起こりやすく、そこから目の痒み、目の充血、涙が流れるといった症状が現れてしまうのです。
 
だからと言って目をふさぐこともできないし、駄目だとわかっていても、痒いとつい掻いてしまったり、こすってしまいますよね。
 
しかし…その行為こそが敏感肌・乾燥肌に繋がってしまうNG行為なのです。
 
 

2. 痒い…でも、ちょっと待って!こすってしまうと大変なことに!!

 
私たちの顔はとても繊細に出来ています。
 
たとえば、洗顔時に「こすらずに洗い流しましょう」と聞いたことはないでしょうか?
 
その理由は、顔の皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層に分けられますが、「表皮」と「真皮」の厚みはなんと、合わせても平均2ミリ程度しかありません!
 
更に瞼はもっと薄く約0.06ミリと言われています。
 
頬の皮膚の厚さをバスタオルくらいとすると、目周りはティッシュほどの厚みしかないのです。
 
そのため、目の周りは皮膚が薄いこともあり外気から皮膚を守る「バリア機能」が弱く、花粉症の影響から痒さで目を掻いてしまうと、更に皮膚のバリア機能が低下し…
 
花粉症で目の痒み発症 → 我慢出来ずに掻く・こすってしまう → バリア機能がさらに低下 → 必要な水分を保持できなくなる → 乾燥肌・敏感肌の状態
 
といった悪循環を招いてしまうのです。
 
さらに、バリア機能が決壊している目元は、より花粉などの刺激が浸透しやすくなってしまうため、なかなか治りにくい状態に。
 
その間も我慢できずに長期間にわたって掻いてしまうと、元々薄い目元の皮膚にあるコラーゲンやエラスチンが壊れやすくなるため、繊維の断裂によりまずは‘‘しわ‘‘を招くことに。
 
そして、目をこすることにより皮膚が伸び、「ミュラー筋」といわれる瞼を引き上げる働きを持つ筋肉も伸びてしまうことで、結果として‘‘たるみ‘‘を引き起こしてしまいます。
 
しかも、目元の皮膚は薄く活動量も多い場所が故に、しわやたるみを一度出現させてしまうと、修復させるためには膨大な労力と時間が必要に。
 
だからこそ、今ここで何とか目元のしわたるみを食い止めなくてはならないのです…!
この時期からしっかりケアして、花粉による目元トラブルを乗り越えましょう(^^)
 
それでは、その対処法とおすすめのケア方法をお話しさせて頂きます。
 
 

3. 花粉からお肌を守る3つの対処方法とは

 
 

痒み・ヒリつき・火照りが出たら

 
痒みがあるとき、皮膚に熱を持っている感覚があることはありませんか?
 
実は、冷やすことにより痒みが軽減されます。しかし、保冷剤を直接充てるのは逆に刺激となるためNG‼
 
水で濡らして絞ったタオルで優しく押さえてあげる程度に冷やしてあげると、刺激も少なく痒みが軽減されます。その際に、こすってしまわないよう気をつけましょう。
 
 

お顔に付着した花粉はすぐに洗い落とす

 
外出した際、衣類や皮膚に花粉は付着しています。
 
そのため、花粉の時期だけでも帰宅後はなるべく早く洗顔をしましょう。
 
洗顔の際は、お顔の油分を取りすぎないよう、お水か37℃程度のぬるま湯で洗い流しましょう。
 
注意すべきなのは、気になるからといって一日に何度も洗顔を行わないこと!
 
余分にお顔の油分と水分を取ってしまうので起床時と帰宅後で十分です。
 
 

無理は禁物!スキンケアにも要注意

 
春になると、いろんなコスメ等の新商品が出てきますよね。
 
でも、お肌が敏感になっている時期は少し我慢して、なるべく最小限に抑えましょう。
 
機能性化粧品や保湿のための試したことがないパックなども逆効果になる可能性があるのでなるべく避けましょう。もし気になる商品があったときにはテスター品を軽くつけて、合わない場合すぐに洗い流してください。
 
また、目元は皮脂腺が無いため自分で油分を作り出すことができません。
 
そのため、なるべく目元専用ケアクリームなど、油分の多い成分のものでケアを行い保湿しておきましょう。
 
 

4. さいごに

 
いかがでしたでしょうか?
 
上記で紹介した対処法以外にも、身体の回復力を低下させないために、
 

  • 質の良い食事内容
  • 良質な睡眠
  • 適度な運動

 
というような基本的なことも大切です。
 
敏感で刺激を受けてしまいやすいこの時期の肌だからこそ、十分に気を付けてトラブルを未然に防いでいきたいですね(^^)
 
また、お手入れに困った時はいつでもご相談くださいませ!
 
本日も最後までご覧いただき誠にありがとうございます。
 
今後とも、エステサロンMISUMI浜田山を宜しくお願い申し上げます。
 
 

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この記事を書いた人

小林 江実

大手百貨店で、有名化粧品の販売員として7年間勤務。多くの女性から圧倒的な支持を頂き、5年連続で個人売上日本一を達成。累計約4万人のお客様に対してアドバイスを行ってきた実績をもとに、エステティシャンへ転身。

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