続・佐藤ゆみ子のしわたるみ改善までの道のり
こんにちは、エステサロンMISUMI浜田山の小林です(^^)
さて、当店では以前、実際にご来店されている50代女性の「お悩みあるある話」を元に構成した【佐藤ゆみ子のしわたるみ改善までの道のり】という記事を書かせていただきました。
その記事の中では、主に、
- 肌の修復力を上げていくこと
- スキンケアの見直しを行うこと
- ご自身の現在の肌状態を適切に把握すること
の3点を軸に、“肌質の改善”についてお話しをさせていただき、大変多くのお客様よりご共感の声をいただいてまいりました。
更に、当店は“しわ・たるみ改善専門店”でございますので、前記事を書かせていただいた2017年11月以降もULFやWINBACKでの施術効果を長持ちさせるための施術方法を日々研究しております。
なぜならば、
『ULFやWINBACKでの施術だけでは、改善したというゴールが見えにくい』
『女性は美容に一生お金がかかるわね…』
というようなお声も同時にいただいていたからです。
そして研究を重ねた結果、リフトアップ効果を持続させるためには避けて通ることができない、“肌質改善以外にも必要なあること”が浮かび上がりました。
それは一体何なのか?
本記事はしわたるみに関して本気で取り組みたい方にとって、もっとも理想的な内容となっております。
是非、最後までお読みいただければ幸いでございます。
この記事は10分程度で読めます
– CONTENTS –
1. 皮膚の構造・役割
しわたるみを改善するためには、肌質の改善も必要です。
まずは肌がどのような構造・仕組みになっているのか、そちらからご説明していきますね。
肌は上から『表皮・真皮・皮下組織』という順で構成されており、外的刺激から肌を守る免疫機能やバリア機能が備わっている『最も大きな臓器』と呼ばれるほど重要な役割を担っています。
皮膚イラスト引用元
◆表皮…厚さ0.2㎜程度で、上から順に4つの層で構成されています。
角質層…肌の最も外側にあり、見た目の美しさを左右する層。
ケラチンというたんぱく質の角質細胞によって重なり合い、天然保湿因子や皮脂膜によってバリア機能を形成し、外部からの刺激をブロックしている。
顆粒層…角質層のすぐ下に位置し、2層ほどであるが肌のバリア機能を形成するための天然保湿因子を多く含み、細胞同士をセメントの様に連結させて強固なモイスチャーバリア層を形成している。
有棘層…5層~10層ほどで表皮の大部分を占めており、棘のような形をすることで細胞を連結させて栄養を送りあっている。
基底層…表皮の最も下に位置し、基底細胞によって表皮の細胞が作られている。
また、基底層の下にある基底膜は、栄養や老廃物の交換、表皮と真皮の情報伝達を担うたんぱく質が存在している。
これらの層はそれぞれ、肌の代謝機能であるターンオーバーによって基底層から繰り返し新しい細胞が生み出され、上に押し上げられていくことで変化し、肌表面の美しさやバリア機能を整えることで潤いを維持しています。
◆真皮…表皮の下に存在し、2㎜ほどの肌の弾力を司る最も重要な土台部分です。
真皮層には、2つの線維性タンパク質と、その線維を埋める基質から出来ており、コラーゲン…膠原線維と呼ばれ、肌を押したときに元に戻る上下の弾力を作っているエラスチン…弾力繊維と呼ばれ、肌が横に伸び縮みする左右の弾力を作っているこの2つが組み合わさることで肌はふっくらとハリのある弾力を保っています。
そして、基質と呼ばれる、コラーゲンとエラスチンの間を埋めているゼリー状の物質は主にヒアルロン酸が含まれ、水分保持の役割を担っていたり、真皮の上部の乳頭層と呼ばれる部分には、毛細血管などが存在していることで、表皮へ栄養や酸素の補給も行っています。
表皮でターンオーバーがスムーズに行われやすくなっているのは、この真皮の働きも関係していることがわかりますね。
◆皮下組織…真皮の真下に位置し、脂肪が多く含まれ、適度であれば美しい曲線や丸みを作っています。
そして、その下には筋肉や骨が存在しているため、クッションの役割も果たしている部分です。
これらの3つの層は、紫外線・ストレス・外的刺激などによるダメージを受けた場合、そのダメージを残留させないよう、身体が持つ自然治癒力が作用し、ダメージを排出し新しい栄養を取り込む環境を整えることで肌を健康に美しく保っています。
この“自然治癒力”というキーワードは、しわたるみ改善においてとても重要なものになり、後程ご説明いたしますので、覚えておいてくださいね(^^)
2. “しわたるみ”ができる2つの原因とメカニズム
肌の構造と仕組みは前章でご理解いただけましたでしょうか?
では、そちらを踏まえて本題の“しわたるみ”ができる原因についてご説明していきます。
原因1:骨格・筋肉のゆがみ
顔筋イラスト引用元
いきなり骨格・筋肉の話と思った方、いらっしゃるかと思います。
この原因1こそ、冒頭でお伝えした“肌質改善以外にも必要なあること”なのです。
いわば骨格と筋肉は肌の最下層にあり、土台部分。
この部分を無視してしまっては、いくら肌質を改善しようとも再びたるみを招いてしまいかねないのです。
特に、顔の筋肉は身体と違って、骨と皮膚の両方に付着しています。
いわゆる額や目元の表情ジワと呼ばれるものは、特定の癖や表情によって前頭筋が凝り固まって起こるものですが、そこに繋がる帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)から後頭筋の筋肉も同じく引っ張り合って凝り固まり、可動域が制限されることでその上の皮膚も一緒に下がっていきます。
また、前頭筋は目元の眼輪筋とも繋がっているため、結果的に目元のしわやたるみを招いていくのです。
また、フェイスラインのたるみには前述した前頭筋を始め、側頭筋・頬筋・口輪筋などからあご下の広頚筋に繋がっているため、首肩や頭部など顔だけではない身体全体の骨格にも関連しており、噛み癖・頬杖・寝る向きや姿勢などによって筋肉と骨格が歪むことで、最終的にお顔の歪みにも繋がってしまいます。
お顔周辺の筋肉と骨格が歪むと、前述したとおり皮膚も一緒に歪んでいくため、顔の左右のバランスが崩れたり、首肩周りや頭部の筋肉に引っ張られることで、皮膚は下に下がり、額のしわや目元、口角、フェイスラインのたるみへと繋がっていくのです。
原因2:表皮・真皮の損傷
身体全体の代謝機能が低下していくと、肌再生に必要なエネルギー量が足りず、表皮のターンオーバーは本来の28日間よりも遅れていきます。
その結果、角質層・顆粒層のバリア機能は形成されなくなり、潤いが保持できなくなるため、まず最初に肌は乾燥した状態になります。
そして、乱れたバリア機能の隙間から、紫外線・排気ガス・汚染された空気などの外部刺激が肌内に侵入しやすくなり、肌内にはダメージ物質が発生。
乾燥状態にある肌は、ダメージ物質を処理するための栄養が全体に行き届かず、完全にダメージを修復することが出来ない為、ダメージを持った細胞は肌内に蔓延していきます。
やがてそのダメージ物質は真皮まで到達し、コラーゲンやエラスチンを硬く変質させてしまうことで、肌は弾力を失いしわやたるみを招いてしまうのです。
そして、ここまでに述べた2つの根本的な原因は異なり、以下の外的要因と内的要因で区別することができます。
3. 外的要因と内的要因
外的要因とは、直接的に皮膚にダメージを与える要因のことであり、以下のものが挙げられます。
紫外線・大気汚染物質・たばこの煙・間違ったスキンケアなどによる肌への刺激
これらは、肌や身体が健康な状態の時でも肌にダメージを与え、細胞を損傷させてしまう影響を持っているダメージであり、主に表皮や真皮にあるコラーゲンやエラスチンの直接的な損傷ダメージ要因となります。
内的要因とは、体内機能の健康状態に左右され、後になって肌へ影響するダメージ要因のことであり、以下のことが挙げられます。
- 身体的、精神的ストレス
- 乱れた食生活による内臓疲労
- 脳疲労による睡眠不足
- 代謝機能の低下
- ホルモンバランス
これらは、脳や内臓・血液循環など体内の機能に大きく影響し、自律神経が乱れることで身体が持つ“自然治癒力”を低下させ、外的要因で受けたダメージも修復できない状態にしてしまいます。
また、この内的要因によって身体機能が低下することで、後述する理由により筋骨格にも影響を及ぼしてしまうのです。
4. 内的要因による筋骨格のゆがみ
身体的、精神的ストレスを受けることにより、脳内には疲労物質が蓄積されていきます。
このことを『脳疲労』と呼び、体内機能を動かしている“自律神経”に大きな影響を及ぼします。
脳疲労が重なると、脳は身体にとって最適な指令が出せない状態に陥り、自然治癒力がどんどん低下していくことで、疲労物質やダメージの処理をスムーズに行うことが出来ず、疲労物質は内臓へと蓄積されていきます。
その内臓に蓄積した疲労物質を処理するために、内臓に血液を集めて排出しようとし、血液が集まりやすい前傾体勢を取り始めます。
この前傾姿勢はいわゆる“猫背”の状態になり、背骨が歪むと同時に周辺の筋肉・骨格も引っ張られ、真っ直ぐではない歪んだ状態に。
この時、背骨にある“自律神経”は背骨や首周辺の筋肉・骨格が歪むことで神経伝達が阻害され、交感神経・副交感神経の働きが乱れていってしまうのです。
また、脳疲労が蓄積され身体が思うように機能しない状態のとき、身体はその補助として、活動モードにさせるための交感神経の働きが優位になる状態を持続しようとします。
すると、身体を休ませるための副交感神経の働きは弱まり、休むべき時に休めない身体にはさらに疲労物質が脳・体内にそれぞれ蓄積され、負のスパイラルに陥った状態となってしまうのです。
このことから、内的要因により体内に疲労物質が残留した状態になると
- 1脳疲労の発生
- 2内臓機能の低下
- 3背骨周辺の歪み、自律神経の乱れ
- 4疲労物質の蓄積
このような順番で、繰り返し身体に不具合が生じていきます。
この状態が慢性化していくことで、筋骨格の歪みも慢性化し、背骨 → 首肩 → 顔 → 頭部の順番に歪みが発生することで、顔周りの筋肉・骨格は委縮し、最終的にしわ・たるみへと繋がっていく、ということなのです。
5. 脳疲労によるダメージ残留と代謝低下
前述した脳疲労による体内の疲労物質蓄積と自律神経の乱れにより、体内の自然治癒力は低下状態にあることをご理解いただけるかと思います。
本来、身体は寝ている間の成長ホルモンによって、日中受けたダメージや疲労を修復する時間(ゴールデンタイム)が存在していますが、自律神経の乱れにより副交感神経の働きが弱まっていると、
良質で十分な睡眠をとることが出来ない為、その修復活動は阻害されてしまいます。
また、首肩まわりの筋肉・骨格の歪みによって筋肉は緊張状態に陥り、血液の流れが阻害されることで肌の成長に必要な栄養が行き届かず、ターンオーバーが乱れ、肌内には外的要因のダメージ物質が残留した状態に…
その結果、「 “しわたるみ”ができる2つの原因とメカニズム」の原因1で述べたように、
- 1肌の代謝機能が低下
- 2ターンオーバーがうまく機能しない
- 3ダメージ物質が肌に残る
- 4表皮や真皮の健康な細胞を傷付けてしまう
このような順番でダメージが進行し、コラーゲンやエラスチンが傷つけられることで肌は弾力を保つことができなくなり、最終的にしわたるみとなっていきます。
6. しわたるみを改善するための根本的な解決方法とは
では、しわたるみを長期的に改善するためにはどのようにしたらよいのでしょうか?
これまで述べてきた原因への対処法は、3通りあります。
- 1脳疲労を改善し、自律神経の乱れを解消する
- 2筋肉・骨格の歪みを改善し、元の位置へ調整する
- 3外的要因による肌内のダメージを修復する
この⓷の解決方法は、すでに当店にあるULFリフトアップフェイシャルやWINBACKコラーゲン活性フェイシャルでケアすることができています。
ということは、この③で行うケアの効果を長続きさせるためには、①と②の部分を改善していかなくてはならないのです。
そこで、今回はこの⓵⓶の脳疲労・筋肉・骨格の歪みに特化したこちらのフェイシャルメニューをご提案させていただきます。
脳疲労・筋肉・骨格の歪み改善に特化しました
脳疲労の改善
自律神経の調整
顔筋・骨格の調整
通常 ¥6,600(税別)
初回来店価格 ¥6,000(税別)
機器を使わない、オールハンドでの施術となります。
- <工程>
- 検査・確認 → 自律神経調整 → 顔の筋骨格・頭筋の調整 → 検査・確認
まず、自律神経を乱れさせている脳疲労のダメージを軽減させるため、ヘッドマッサージからスタート。
特に、前頭筋・後頭筋・側頭筋はお顔の筋肉・首肩周りの筋肉にも連動しているため、筋肉や骨格の歪みの調整を行いながら脳疲労を解消し、交感神経と副交感神経の働きを同時に調整していきます。
脳疲労と自律神経の乱れを調整後、フェイスライン・頬・目元・額の筋肉や骨格を正しい位置に戻していくことで、たるみにくい土台をつくっていきます。
どのエステサロンに行っても効果が長続きしない…!と嘆いている方。
お顔の土台からリフトアップする施術を試されてみませんか?
7. 小顔リフト矯正を受けられたお客様の声
40代K様から頂いたコメント
骨格・小顔矯正と聞いてアゴをゴリゴリやられるような痛いイメージを持ったのですが、全く違いました。
まず、現在の顔と頭の状態を見て頂き、左側の顔が右より下がっているのは、左の側頭部が右よりはれているから、右の頬が膨らんでいる部分があるのは首・肩の筋肉が凝っているからとの事でした。
そして下がっている部分ではなく、大元の原因となっている側頭部や首の筋肉などを機械や道具を使わず、手技だけでほぐして頂いただけで驚くほどすっきりとしたフェイスラインになるのです。
手技も心地よく優しい振動が頭や顔に伝わってくるので、こんなに気持ち良く矯正できるのかと疑ってしまうほどでした。
現在はwinbackにドライヘッドスパをプラスしてお手入れをお願いしていたのですが、これからはこちらのメニューも取り入れて、今後もお手入れを続けていきたいと思います。
40代I様から頂いたコメント
もむのとも、押すのとも違って、軽快なやさしいタッチが、とても心地よかったです。
痛みは全くなく、“無理やり感”が全く無い施術でした。
施術後の気分は、リラックスしてほぐれた感じです。
今夜はよい睡眠がとれる気がします。
8. さいごに
いかがでしたでしょうか?
長くなってしまいましたが、しわたるみ改善には“肌質改善以外にも必要なことがある”ということをご理解いただけたのではないでしょうか。
ただ、筋肉や骨格の土台だけを改善しても肌の外的ダメージは防ぐことはできませんので、やはりULFやWINBACKでの施術も数回に1度は必要であることは否定できません。
小顔リフト調整ケアとULF・WINBACKでの施術回数や、期間の目安などはカウンセリング時にご納得いただけるまでご説明いたしますので、ご不明点やご質問、不安なことがございましたらいつでもご相談くださいませ(^^)
もちろん、施術前の無料カウンセリングも随時承っております。
鏡や写真を見てがっかりしてしまう方が一人でも少なくなりますように…これからもしわたるみ改善専門店として研究を続けてまいります。
本日も最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。
今後ともエステサロンMISUMI浜田山を宜しくお願い申し上げます。
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この記事を書いた人
小林 江実
大手百貨店で、有名化粧品の販売員として7年間勤務。多くの女性から圧倒的な支持を頂き、5年連続で個人売上日本一を達成。累計約4万人のお客様に対してアドバイスを行ってきた実績をもとに、エステティシャンへ転身。