こんにちは、杉並区浜田山のしわたるみ改善専門エステサロンMISUMI浜田山です。

 

基礎代謝の低下が、体の不調や見た目の老化を引き起こす大きな要因であることを、前回の記事（こちらの記事）でご紹介しました。
しかし、基礎代謝を改善するためには、日々の生活習慣だけでなく、体の内側からアプローチすることも重要です。

 

MISUMI浜田山では、WINBACKやパルスケアといった専用のケアを取り入れることで、基礎代謝を改善し、お客様の健康と美しさをトータルでサポートしています。この記事では、当サロンが提供する具体的なケア内容をご紹介します。

 

この記事は5分程度で読めます

 

 

1.WINBACKを使ったトータルケア

 

 

老化を改善するためには基礎代謝を向上させ、内臓の働きや血液の質を整える必要があり、美容と健康は切り離せないものです。

また、代謝を向上させるには、筋肉の量と質を高め、ミトコンドリアを活性化してその働きを強化することが重要です。

 

基礎代謝を上げるにはエネルギー量を増やす必要があり、そのエネルギーの生産元となるのが細胞内のミトコンドリアです。

 

ミトコンドリアは、摂取した食物から栄養を取り出し、「ATP（アデノシン三リン酸）」と呼ばれるエネルギー物質を合成する役割を持っています。

ATPは、ミトコンドリアが回転することで発生し、代謝を促進するほか、細胞再生や修復、内臓機能の向上、免疫機能の維持など、生命において極めて重要な役割を担っています。

 

しかし、加齢によって代謝が低下すると、ミトコンドリアの働きも弱まります。

この働きを改善し、代謝を高めるためには、ミトコンドリアに刺激を与え続ける必要があります。そのため、日常生活に適度な運動を取り入れてATP合成のサイクルを強化し、ミトコンドリアに必要な糖や鉄分などの栄養素を食事から摂取することが大切です。

 

WINBACKは、高周波エネルギーによってミトコンドリアの回転を早め、細胞のイオン交換を活発にし、ATP合成を促進させる働きを持っています。

さらに、深部加温により血流が改善され、ミトコンドリアへの栄養と酸素の供給が増えることで、運動を行った時のような刺激が与えられ、ミトコンドリアの働きが大きく改善されます。

 

そしてそのミトコンドリア活性を行い、内臓の働きを向上させるために大きく役立つのが貼るだけWINBACK によるインナーアプローチなのです。

 

※参考文献：日本腎臓学会　加齢によるオートファジー活性の変化がミトコンドリア機能低下を介して腎老化を引き起こす　https://jsn.or.jp/journal/document/58_8/1238-1242.pdf

 

 

2.貼るだけWINBACKによるインナーケア

 

 

貼るだけ WINBACK では、主に老廃物などを処理する機能を高める内臓に高周波エネルギーを流してケアを行っていきます。

 

肝臓には次の3つの重要な働きがあります。

 

1.体に必要なタンパク質の合成や栄養の貯蔵

2.有害物質の解毒・分解

3.消化に必要な胆汁の合成・分泌

 

これらの役割を果たしながら、ミトコンドリアをはじめとする体の各器官に栄養を届けるための重要な拠点となっています。

そのため、飲酒や食生活の乱れがあると肝臓機能が低下し、他の器官にも影響が伝わり、全体的に滞った体内環境に陥ることがあります。

 

 

さらに、腎臓や副腎も重要な役割を担っています。腎臓は血液をろ過し、体に必要な栄養と不必要な栄養を分け、体の水分量や電解質バランスを適切に保つ役割があります。また、骨を作るために必要なビタミンDを体内で活性化する働きもあるため、30代～40代以降の機能が低下し始める年代では、肝臓・腎臓の働きが健康寿命の観点からも重要です。

 

副腎皮質は、ストレスから体を守る「コルチゾール」や、血圧を正常に保つ「アルドステロン」といったホルモンを産生します。

アルドステロンは、塩分、カリウム、水分のバランスを保つ役割も担っています。また、女性の場合、閉経後には副腎皮質がエストロゲンの基となるホルモンの分泌を行うため、女性の健康と美容にも密接に関わっています。

 

「貼るだけWINBACK」は、これらの内臓機能を向上させるために高周波を直接流し、各部位にあるミトコンドリアの活性を促すことで、全体的な機能回復をサポートします。

 

最後に、直接的に吸収・排出を行い、ストレス分解を担う腸の働きも重要です。

いくら肝臓や腎臓、副腎皮質の機能を高めても、腸がしっかりと働かないと体に新しい栄養を補給できません。腸内環境の改善も欠かせず、WINBACKによる細胞・ミトコンドリア活性と血流促進が腸の機能向上に寄与します。

 

 

3.パルスケアを使用した下肢の筋肉ケア

 

 

内臓機能を高めると同時に、代謝向上に直結する筋肉のケアも重要です。

しかし、運動習慣のない方がいきなり運動を始めても、効果が感じにくかったり、体を痛めるリスクがあるのが現状です。

 

その理由は、長年の体の歪みや柔軟性の低下によって、体全体の600ある筋肉のうち50～100ほどしか使えておらず、一部の筋肉に過度の負担がかかってしまうからです。こうした問題を解消するのに有効なのが、「3D EMS機器」のパルスケアを用いた下肢の筋力トレーニングです。

 

下肢には体全体の約70%の筋肉が集中しています。

パルスケアは、膝上と足首に電極ベルトを装着し、下肢全体に電流を円筒状に流すことで、深層から中間層、浅層まで広範囲の筋肉にアプローチを行います。

 

ここで重要なのが周波数です。

一般的なEMS機器では、50Hzや80Hzの周波数が多く使われ、筋肉の収縮を強く感じやすい一方で、筋肉の張力が低下しやすく、エネルギーをほとんど消費しないため、酸素が使われずミトコンドリアも活性化しにくいのが実情です。

 

その結果、疲労感や脱力感だけが残り、トレーニング効果が期待できません。

 

一方で、パルスケアは、日常生活の運動レベルに近い20Hzでトレーニングを行うことで、適度な筋肉の張力を保ち、エネルギーが持続的に消費される状態を維持します。このため、ミトコンドリアが活性化しやすい状態が保たれ、実際のトレーニング効果が得られます。

 

この20Hzで下肢全体の筋肉を広範囲に鍛えることで、

普段は動かせていない筋肉も動かしやすくなり、日常生活の中で無理なく筋肉の基礎作りを行うことが可能になります。

 

※参考文献：徳島大学　動脈機能維持・向上を目的とした骨格筋電気刺激の可能性に関する研究

https://repo.lib.tokushima-u.ac.jp/files/public/11/119373/20240521145859842314/k3828_fulltext.pdf

 

 

当店のケアは、基礎代謝を改善するサポートとして有効ですが、それだけで全てを改善できるわけではありません。油断してしまうと、代謝が再び低下し、元の状態に戻ってしまう可能性もあります。

 

そのため、食生活の見直しやスキンケアの改善など、日々の習慣を整えることが欠かせません。当サロンでは、お客様一人ひとりに合わせたホームケアの方法もお伝えし、サロン施術との組み合わせで、より効果を実感していただけるようサポートしています。

 

 

詳しくは、「サロンの効果を最大限に引き出すための日々のケア」の記事をご覧ください。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。